« 2006年06月 | メイン | 2006年08月 »

2006年07月30日

買い物2点

今日は最近買ったモノについて紹介します。

1、自転車

3週間ほど前、健康のため自転車を購入しました。いわゆるマウンテンバイクで、ちゃんとしたマウンテンバイクは10万円以上するそうである。しかし、街の中だけで乗るのにあまり高いものを買っては使いにくいだろうし、何より素人が価値のわからない高い買い物をしてもしょうがない。というわけで、3万円強で入手できる手ごろなものを購入しました。

21段変速(?)でフロントサスペンションがついている。自転車にサスペンションなど役に立つのかと思ったが、乗ってみるとけっこうイイ。ちなみに、通学に自転車を使ってしまうと、10分かかるところが3分ぐらいで着いてしまうので運動にはならない。主に趣味で乗るつもりです。

IMG_2145.JPG
いままで天気がよくなかったので、深夜に30分くらいの距離で少しづつ乗るしかなかったのですが、今日梅雨も明けて初めてちょっとした遠出に挑戦してみました。東横線が多摩川を渡る丸子橋まで10分。そこから多摩川に沿って河口まで走ってみました。いままで知らなかったことですが、少年野球、ジョギング、自転車などさまざまなアウトドアを楽しむ人がいっぱいいました。普段電車でしか移動しないと気がつきませんね。

IMG_2150.JPG
多摩川の河口にあるものといえば、羽田空港です。休憩しながらですが1時間半くらいで新整備場駅付近まで行けました。(ターミナル行っても自転車停めれなそうだし。)大田区をほぼ端から端まで走破したことになります。ちなみに大田区の人口は約68万人、面積は60平方キロメートルで23区で最大。羽田空港の面積はよくわかりませんが、地図を見ると大田区の10パーセントは越えているように思います。

IMG_2147.JPG
TBSのドラマ、GOOD LUCK!!でおなじみの、新整備場地区の橋。空港の西側と東側をつなぐ、J1、J2誘導路がよく見えます。電車ではなかなか行けない、と思いきや、モノレールの新整備場駅で降りるとこの場所に出てくるということを発見しました。5分や10分待っていてもなかなか飛行機は現れません。ドラマの撮影では必ず全日空の機体が写っていましたので、撮影はタイミング待ちが大変だったろうと推察します。国際線勤務の後なのに家に帰るシーンでこの場所が使われていたりなど、細かいツッコミはたくさんありますが。

2、体重計

IMG_2161.jpg
研究室のタナカ君の評によるところの「無駄に高機能な体重計」。定職についていないので健康管理は自分でする必要があります。何年も一人暮らし、100パーセント外食の生活をしているため、内臓脂肪が増加していることが予想されます。これで自転車に乗った成果を確認しようという企てです。

測定結果。内臓脂肪レベルは危険な領域には入っていませんでしたが、同年代の中でのポジションは上位25パーパーセントに入っていました。(悪いという意味です。)ちなみにこの体重計、1万円以上します。自転車とともに、無駄に終わらないためにも、時々このサイトで使用状況を報告していこうと思います。

投稿者 tisobe : 21:38 | コメント (2)

2006年07月24日

シムシティー

http://simlabo.main.jp/simrepo/

シムシティー。またやりたくなってきました。

投稿者 tisobe : 23:44 | コメント (3)

2006年07月19日

つれづれURL

その1

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/

地図を見ると必ず気になってしまうのが「飛び地」。飛び地に限らず国境というのは面白い。国境を見ると国家の力というのが良くわかります。日本には陸続きの国境はないからよくわかりませんが。

陸路国境というのはどういうものか、どうしても確かめたくて2年前に旅行しました。そのときの写真などはgowest報告を参照。

その2

http://www.higashi-nagasaki.com/

この中の地下に一兆円を埋めるプロジェクトというのが気になります。(その他のコンテンツも盛りだくさんです。)

道路に1兆円かける国もあれば、二十数億円の預金を凍結されてミサイルを発射する国(?)もありです。

投稿者 tisobe : 01:45

2006年07月16日

最高気温

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/m20060716k0000m040067000c.html

現在浜松にいます。浜松で気温38.4度というのはどうやら天竜(佐久間)のことらしい。浜松といっても広くなりましたからね。

投稿者 tisobe : 01:43 | コメント (1)

2006年07月08日

プロの夜間作業とはこういうものだ(解説編)

周辺住民以外の方は写真だけでは工事の全体像はつかめないでしょうから,簡単な絵を描いてみました。(製作時間1時間強,公式プレスリリースを参考。そのままコピーというわけにはいかないので,同じような図を描いてみました。)

meguro_line1.jpg
今回の工事は不動前~洗足を地下に新設した線路と駅に切り替える工事でした。地下の線路と駅の建設は何年も前から一般の利用客の目に付かないところで着々と進行していたようです。ちょっと前にタモリ倶楽部で紹介されたようですが。
(2006年4月28日放送,http://www6.plala.or.jp/gene/tamori.htm

線路も駅も土地が少ない関係で旧線の直下に建設されています。したがって工事にもかなり時間を要したわけですが,切り替え地点も前日まで使用していた線路の直下に切り替えるので,大変な作業だったようです。

meguro_line2.jpg
この図は不動前の切り替え地点(前図の左側)の工事の概略です。新しく建設したトンネルの入り口にフタをするような形で旧線のスロープがありました。これを終電後から始発前までの数時間で移動するのが今回のみどころでした。

この図にあるように長いスロープのうち下のほうは旧線の線路をそのままジャッキで下ろして使いました。上のほうはいくつかの部分に切断して上のほうに引き上げました。このあたりは写真を見るとわかりますが,撤去するためのクレーンや作業スペースを設置する余裕はありません。したがってほぼ鉄道用地内のみで完結する必要があったのだと思います。

詳しい写真などは,
http://ongakukanblog.cocolog-nifty.com/
の中の目黒線地下化工事完全レポートをご覧ください。どうやって線路を引き上げたかなどがよくわかる写真がたくさんあります。

投稿者 tisobe : 21:40

2006年07月07日

プロの夜間作業とはこういうものだ(後編)

鉄道ファンのみなさんこんばんは。

IMG_3830.JPG
というわけで7月1日終電間際に洗足駅にいってみるとすでに見物人多数。駅を降りたところでI先生に声をかけられる。やっぱり大学の近くなんで、この分野に興味のある人だったら見に来ますよね。

IMG_3831.JPG
現場を見下ろす民家の屋上に指揮所らしきもの。

IMG_3833.JPG
かろうじて駅の構内が見えます。線路とホームの高さを調整します。しかし場所が悪かったらしく肝心の吊り上げをするところは見えませんでした。

IMG_3837.JPG
不動前のほうがおもしろいらしいとの情報を得て、不動前の現場に急行。4キロくらいあります。途中の踏み切りも当日から不使用になるので閉鎖作業がすすめられています。

IMG_3839.JPG
不動前に到着したのは空も白みかけた4時すぎでした。歩道橋の上が格好の見学場所となっています。残念ながらこちらの作業も主だったものは終わっていました。

IMG_3842.JPG
この作業員の数。始発の時間が迫っていますがまだ作業をしています。

20060702-17.jpg
ここからは都合により画質が悪いです。

20060702-20.jpg
見学者のみなさん。洗足に比べてこちらのほうがツウの方が多いようです。しかし近所のおじさんおばさんが割と多かったですね。

20060702-22.jpg
4時55分。作業員の方、見学者の皆さんが見守る中、下り試運転1番列車がトンネル内に入っていきます。トンネルに電車が消えていくとどこからともなく拍手が沸いていました。

20060702-23.jpg
営業一番列車に乗るためにホームへ。上り試運転1番列車がやってきます。作業員の方が待機している坂のようなところにそってさっきまで線路がついていたわけです。

20060702-25.jpg
下り営業一番列車で洗足へ。

西小山・武蔵小山駅は見違えるようにきれいになりました。みなさんの楽しみをとってしまうのは申し訳ないので、写真は省略します。どうぞご自分の目で見にいかれてはいかがでしょうか。

IMG_3850.JPG
洗足からトンネル入り口方面を見る。上に吊られている鉄骨が前夜まで使用していた軌道です。営業列車が走り始めた後も、各種測定は続けられていました。

投稿者 tisobe : 00:09 | コメント (3)

2006年07月03日

プロの夜間作業とはこういうものだ(前編)

鉄道ファンのみなさま、こんばんは。

7月1日終電後に東急目黒線の不動前~洗足間を地下線路に切り替える工事が行われました。家から歩いていける範囲でこんな大掛かりな工事はめったにないので、いろいろと観察しに行ってきました。

その前に、東急線沿線以外の方には今回の工事区間がどのようなところなのかをご紹介しましょう。
http://www.tokyu.co.jp/railway/menu/station.htm
目黒線は川崎市の武蔵小杉から山手線と接続する目黒までの区間を走る私鉄電車です。そのうち武蔵小杉から田園調布までは東横線と並走しています。そして目黒からはほとんどすべての列車が東京メトロ南北線および都営三田線(いずれもいわゆる地下鉄)に乗り入れております。したがってこの路線を走る電車は東急線の車両のほかに、東京メトロ、都営、埼玉高速鉄道の4社の車両が走っています。

数年前までは目黒から田園調布を経て蒲田との間を単純往復する4両編成のローカル鉄道でしたが、東横線の輸送力をカバーするために横浜方面から都心部へ乗り入れる鉄道として系統が変わりました。今回はこのための工事の一環でして、地上を走る線路を地下化して踏み切りを廃止し、また高速化・急行運転が可能になります。

さて次に、鉄道・建設マニア以外の方に今回の工事の概要を説明します。

http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/pdf/060424.pdf

このあたりは住宅密集地ですので、となりに新線を建設して切り替えるというわけには行きません。線路の直下に地下線路を建設し1夜にして一気に切り替えるという方法をとっています。直下に建設といっても毎日頻繁に電車がとおる区間ですので、穴を掘る前にまず既存の線路を桁で受けて、穴を掘る深さより深く支柱を埋め込まなければなりません。このあたりのやり方は、
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/mgr_junjoeki.htm
あたりが参考になると思います。僕が大学入試のために大岡山に来たとき以来、ずっと工事をしています。

施工前の写真です。

IMG_3790.JPG
洗足駅ホームより目黒方面を見た写真です。

IMG_3792.JPG
線路が仮設になっていて、上に門型の支柱がありチェーンブロックがたくさんつってあります。線路は仮設になっていて、この下にトンネルへ続く本設の線路ができているはずです。この仮設の線路を吊り上げ、また取り去る工事が1夜で行われます。

IMG_3798.JPG
こちらは反対側の切り替え点、不動前駅より武蔵小杉方面を見た写真です。こちらは上り坂になっていますが、これが一部はそのまま下降し、一部は吊り上げられトンネル入り口に変わります。この区間はまわりが建物だらけで作業スペースが少ないため、取り去った仮設軌道を搬出するのが困難なのだそうです。また、ホーム面も線路の降下に合わせて下がります。仮設のホームで高さを調整している様子が写真からわかります。

IMG_3800.JPG
工具類がきれいに並べて準備されています。作業時間が短いため準備は周到です。

IMG_3808.JPG
桁の下にはジャッキがついているようです。これを一夜で所定の量だけ降下させます。すでに下には作業員の方がなにやらやっていました。

IMG_3809.JPG
駅をまたぐような形で設置されている人道橋。このような表示がされているところを見ると、当日はお祭り状態になることが予想されます。

続きはまた。ご期待ください。

投稿者 tisobe : 02:47

2006年07月01日

新規路線開業

鉄道ファンのみなさま,こんばんは。いつか乗ってみたい新しい路線ができました。北京発ラサ行きです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000001-scn-cn

2002年に中国短期留学という大学の授業で北京からウルムチまで中国鉄道を横断したことがあります。みなさんが旅行に行きたくなるように,そのときの車窓の風景等を抜粋して再録します。写真が小さくてごめんなさい。

tr8.jpg
車内の様子。中国の座席クラスは高級な順に寝台で軟臥,硬臥,座席で軟座,硬座となっていて,これは硬臥です。3段ベット。住めば都です。中国人は乗り込むとものすごい勢いで荷物を展開し,ひまわりのたねをはじめとする各種たべものやお茶の道具を広げます。そしてほぼ必ずおすそわけをしてくれたりしますから,乗ってて全く飽きません。ちなみに1人旅の場合は心配でしたら軟臥がよいと思います。

tr1.jpg
入れ違い停車中にモノを売りに来る人々。ビールとか,弁当は車内販売のワゴンでも買うことができます。窓からビンなどを捨てたり,走行中でもラーメンの残り汁を捨てたりするのは普通なのだそうでしたが,最近は文明的な乗車が浸透してきているかもしれません。

tr6.jpg
車窓。西安から敦煌。だんだん砂漠になっていく。列車旅行のいいところは,部屋にいるかのようにベットに横になったり食事をしたりしながら景色が次々と変わっていくところ。1日も乗っていると降りたくなくなります。

tr3.jpg
西安から敦煌。結構な長大編成です。食堂車もあります。長距離列車というのは飛行機のような乗り物に近く,人が住んでいない地域を通り抜けていくので列車の外は別世界です。

tr7.jpg
敦煌からウルムチの車両は新型車(白に青と赤のライン)。敦煌近くの柳園という駅での黄昏の風景です。駅で人も結構いるのですが,その割りに人工の明かりが少ないことにびっくりさせられます。

どうでしょう。出かけてみたくなりましたか。

投稿者 tisobe : 20:03 | コメント (1)