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2007年06月30日

Houston George Bush Intl. Airport

タンパからの帰路の便がオーバーブッキングで満席で,翌日の便に振り替えになりました。今日はヒューストン・ジョージ・ブッシュ国際空港(もちろん当地を地盤とするあの有名な方の名前)の近くのホテルに一泊となります。どういうわけか東京からの便が非常に遅れていて,その機材を使う東京行きも遅れています。それと関係あるかどうかわかりませんが,結構混雑していました。

私の予想ですが,ビジネスクラスなどの高いチケットは予約が直前でも変更できたりするので,割とオーバーブッキングにしておかないと最終的に満席にならないんだと思います。つまりビジネスクラスの高い料金には自由度に対するコストも入っているわけで,私のようにどうせ帰っても日曜日に特にすることの無い暇な人は安いチケットで若干の特典がもらえてうれしいというわけです。エアラインのサービスは金があるかどうか(場合によっては社会的立場)でかなり格差がかなりありますが,若いうちしか体験できないこともあるということで,割と楽しんでいます。

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往路のフライトの個人モニタ。映画を見ていたところ突然システムダウンしてしまいましたが,どうみてもLinuxのブート画面のような表示に。飛行機のエンターテイメントシステムの中にはペンギンさんが入っている場合が多いようです。いつも思うのですが,飛行機のエンターテイメントシステムはかなり不安定です。またオンデマンドですがベストエフォートです。みんながいっせいに操作するとかなり重くなります。公共交通機関で一般人が操作する機器としてはまったく不合格な品質だと思うのですが,そこは日本と海外の違い,または航空機産業の空気の違いでしょうか。

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たまたま停泊していた豪華客船です。ほとんど動くホテルです。

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食事その1。この国の人はマッシュドポテトが大好きです。こういったものは盛り付けを誤ると食事というよりかはエサに近くなってしまいます。

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食事その2。毎日朝昼はこのような食事が続きます。

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今回風景の写真がほとんど無かったのは,撮るべきおもしろいものがなかったからですが,一歩町を出て郊外に行けば,シムシティーの高級住宅街のような緑多い豊かな風景とビーチがあったようです。やはりアメリカは車でいくようなところがいいみたいです。

投稿者 tisobe : 08:17 | コメント (0)

2007年06月27日

タンパより

土曜日からフロリダ州タンパに来ています。当地は非常に暑いのですが(太陽がほぼ真上まで上がります),こちらのみなさんはエアコンが大好きで,信じられない設定温度になっています。日本でいくら省エネをしてももっとほかにやるべき人々がいるなあと実感しております。

時差は13時間当地のほうが遅いです。または11時間早いが前日。電話する方は夜か朝方が望ましいです。

投稿者 tisobe : 05:45 | コメント (0)

2007年06月20日

国立国会図書館

研究のためにある資料を手に入れるため,永田町にある国立国会図書館へ行く。国内のあらゆる刊行物が収集されていることになっているので,小さな研究会の資料なども入手可能なのです。ほとんどが閉架式で以下のような手順で資料を入手することになる。

まず入館するときはかばんなどをロッカーに預けて,入館カードを受け取る。このカードは入館者に関連付けられていて,館内のほとんどのトランザクションに対して利用者と関連づけを行う。最初はパソコンにカードを入れて蔵書検索。これは大学図書館などにあるようなものと同じOPACというやつ。ただし国会図書館のものはそこで申し込みボタンを押すことができる。ボタンを押すと自分のID番号とリクエストする資料がキューに入り,たぶんあとは地下にある膨大な書庫の中の人ががんばってくれて,(たぶんこれは人力だと思いますが),20分ほどでコンベヤーなどであがってきます。受け取りカウンターでは薬局とかの受付システムのようになっていて,完了したリクエストがある利用者IDが画面に一覧表示されているので,カードを持って受け取ることができます。1つの利用者IDでは最大3件まで同時にリクエストが可能なようです。

コピーに関しても,専用端末にカードを入れて現在手にしているどの資料をどのような目的でコピーするのか入力して伝票を発行し,資料本体をカウンターに渡します。そうするとやはり中の人ががんばってくれて30分ほどで完了リストに自分のIDが入って受け取ることができます。このように資料のコピーに関しても自分ではできないようになっていて,資料が損傷しないようにと,だれが何をどれだけ複写したかを把握することができています。

こんなふうに自分がどのように巨大なデーターベースの枠組みの中で動いているのかを想像しているだけでもけっこう楽しめますが,コピー待ちの間以下の資料について閲覧を試みた。

まずは博士論文。身の回りの何人かの人の博士論文を検索しましたがいずれも収蔵されています。ただし物理的な所在地が関西館なので東京館では手にとってみることはできないようです。博士論文というのは一応,広く一般に公開された出版物であるということになっているわけです。

次に探したのが,某出身高校の生徒会誌S。これについても正しく納本の手続きがされていることを知っていましたので,探してみました。結果としては30号から最新号までがデーターベース登録されていました。とりあえず自分の在学中あたりのものを閲覧請求して手にとって見ることができました。古いものは数年分まとめて学術雑誌のように表紙をつけて製本されていました。しかし中身は当然当時のままでして,ルビ・内輪ネタの嵐で久々に読んでけっこう笑いました。

投稿者 tisobe : 00:28 | コメント (5)

2007年06月17日

銀座で会食

銀座駅から徒歩30秒のところにある,以前よりお世話になっている社長さんの事務所へ行き打ち合わせ。その後寿司をご馳走になりました。以前からの縁で時折発生する2~3のサイトの更新作業が,まともな社会との数少ない接点になりつつある今日この頃です。

3年前に自分が作ったシステムを見ると驚きます。年に1~2回しか使わないであろう管理ツールとかもしっかり作ってあって,表に見えないところもしっかり作ってあるものです。たぶん小人さんがつくってくれたのでしょう。

時間をかけて1件1件丁寧につくることは大切なことです。大学のほうでも1件1件(1つの小さな問題ごとに)時間をかけてじっくりやりたいものです。

投稿者 tisobe : 04:31 | コメント (1)

2007年06月12日

著者校正

以前より投稿中の論文の著者校正がやってきました。工学というのはわりと主観的で,人にその技術のよさを説明するのはかなり重要なテクニックだと思います。(いいものはいいと簡単には説明できないことが多い。)

そういった意味で我々はいつも組版(出版物としてのみやすさ)にもかなりの注意をはらっているわけですが,今回はプロの編集者がやってくれるというので楽しみにしておりました。結果としては合格です。しかし気になるメッセージが・・・。

「当会指定のWordテンプレートに当て直した結果以下のようになりました。。」

うーむ,最近の出版物はWordで編集してるんですね。結果的にはいい仕上がりで,ソフトも使う人が使えば違うものだなと実感したわけであります。(次の送り幅とか全角文字と半角文字の間のスペースとか,行間・フォントなどがかなり見た目の印象を左右します。)

まあ,そういうわけで興味がある人は探してみてください。
写真で髪の毛がボサボサなのは普段どおりということで。

投稿者 tisobe : 00:07 | コメント (0)

2007年06月04日

鉄道とイタリアンと江ノ島

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いざ,鎌倉へ。江ノ島から鎌倉にいたるこのあたりは江ノ電の線路が町の中をとおりぬけていくおもしろい場所です。ほとんど路面電車です。車を駐車場に入れる際も,車両が線路にかかるため電車の有無を確かめてから転回しなければなりません。。

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江ノ島付近の海岸が一望できる高台にあるレストランで軽くイタリアンをいただく。このあたりの慢性的な渋滞もひとつの風景です。

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リゾット。

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まぐろの輪切りを焼いたもの。真ん中に太い背骨がとっています。ヴェスピオ火山(ポンペイを埋没させたイタリアにある火山)をモチーフにした感じの名前でした。

投稿者 tisobe : 02:05 | コメント (2)