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2009年05月19日
東京インフルエンザ
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905180151.html
私の関係先の某機関では以下のような対策になっているようです。4月末からでしたのですばやい対応でした。すぐに撤回されました。
1. 公務による海外出張の原則禁止
2. 海外渡航者(私用も含め)は帰国後10日は入構できない。(自宅研修・勤務扱い)
これに限らず,小中学校で関西地方に修学旅行に行っただけで出席停止とか,いろいろと過剰な反応だという話が報道されていますが,なぜこのような判断をするのか。それが最適の判断なのかは私は医師や公衆衛生の担当者ではないのでわかりませんが,とりあえず最安全サイドにしておけば何か起こったときに責任を問われないからですね。最も楽な判断です。
エンジニアリングもそうです。ある装置を製作するときに絶対壊れない過剰な設計をするのがいちばん楽なんでしょうが,高かったり重かったり,場合によっては成立しなかったりすることもあるでしょう。良い製品というのはトレードオフをうまく解決している場合が多いと思います。
社会の各レベルの意思決定者は安直な判断ではなく,自分の頭で考えるようにしなければならないのです。決定には責任も伴いますが,その中でよい決定をしていくのが意思決定者の仕事ですから。
2009年05月05日
奥多摩
5連休ですがたまっている諸仕事を片付けたいので浜松には帰りません。もう数年まつりには出ていませんが,ラッパの音も聴かなくなっていよいよ浜松の人間ではなくなったんだなと思います。(他地域の方にはそれほどオーバーに表現する話かと思われるでしょうが。)
で,5連休ずっとパソコンの前でこもっているのもなんなので,1日だけサイクリングに行きました。諾威2,豪州1,日本2の多国籍軍で奥多摩まで片道70キロ。前日プリンスさんに大まかな計画だけお話しておいたところ,府中あたりで待ち伏せしていたらしく,走行中いつのまにか参加していました。
出発地の標高は20メートルですが,青梅で約100メートル。そこから奥多摩までの10キロで350メートルまで上がります。素人にはキツイ。その後多摩川の河原でビールを飲んで(補足ですがそれ以後自転車には乗りません),地元の人でにぎわう小さなお店で地元の人や登山をやる人たちといろいろお話しました。
帰りは自転車を少し分解して袋に入れて電車で帰宅です。他の乗り物で自転車を回送することを輪行というようですね。