« 上海・蘇州・杭州の旅(交通機関編その1) | メイン | 携帯のメールアドレスが変わります »
2009年08月09日
上海・蘇州・杭州の旅(交通機関編その2)
烏鎮西柵歴史街区入り口。水郷地帯の古い町並みが保存されている地区。入場料がかかります。外の世界とはまったく違う作られた中国の風景が広がっています。また別の視点からはこのような方法でないと街を保存することはできないということでしょう。
渡し舟で景区に入ります。ファンタジーの世界へのよい導入になっています。金田一少年とか名探偵コナンとかだと,この中で事件が起こって,犯人はこの中にいる!ということになりそうな設定です。
中は運河を中心として商家や倉庫風の建物が並んでいます。夜ライトアップされるところはリアリティがないのですが,まあきれいだからよしとしましょう。
宿は民宿。朝は中国式朝粥,これにのせる漬物,饅頭,揚げパンみたいなもの,皮蛋など。
部屋の窓から見える風景。船が結構往来します。観光客船のほかにシーツなどの資材搬入や入り口で預けたスーツケースなどの輸送も船です。
船はタクシーのようにチャーターできます。20元くらいかかります。
街のはずれで運河は本物の運河につながっています。京杭大運河で,隋の時代に作られました。豊かな江南の生産物を全国に流通させるという重要な役割を果たしてきた運河ですが,今でも小型のバラ積み船がかなり頻繁に往来しています。ルートはこの1本だけではなく複数あるようです。
バーまたは喫茶店のようなものもあります。我々は日食待ちで1日中ブラーっとしていたのでこういうところでグタグタしていました。
Free WiFiです。pistonさんの電子機器が役に立ちます。なお中国全般的にインターネット接続環境はかなり良好です。安いホテルでも部屋にあるモジュラーに持参のLANケーブルをさせばかなりの確率でOKです。
(ここで皆既日食を観測。詳細はこちらの記事。真っ暗闇のなか地元のおじいさんが手漕ぎの小船が進んでいく,すばらしい風景で観察できました。)
投稿者 tisobe : 2009年08月09日 03:30