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2006年12月28日

中港澳比較行(その8 マカオ2回戦)

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マカオ特別行政区は、中国大陸につながるマカオ半島部と、タイパ島・コロネア島からなる。(地図参照)カジノや多くの観光地はマカオ半島にあるが、われわれのギリシャ神話ホテルはタイパ島にあるため毎回ホテルの送迎バスなどで半島部に繰り出すわけである。半島部とタイパ島の間は2キロくらいあるが、3本の橋でつながっている。また、タイパ島とコロネア島は埋め立てによって陸続きになっているようだ。

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その日はホテルを変わるため、中心部にある青年局というところにいってユースホステルの予約をした。その青年局に勤めているおねえさんに紹介してもらった店で飲茶。しかし、ユースホステルのベッド代、2泊で50元だが、それより高い飲茶の店を紹介してくれました。(50元といえばカジノの最低掛け金と同額ですが。)

さて、その日の午後はひたすらカジノめぐり。雰囲気などを見てその日勝負をするカジノを物色します。もーり先生の説によれば、「見せ金」というのが結構役に立つらしい。すなわち、1日目のように50元づつポケットから現金をだすのではだめで、1000元くらいまとめてチップに交換しておいてそれを持って少しづつかけていくのがよいとのこと。たとえば1000元ならば撤退ラインを500元くらいとして500元は見せ金です。また、カジノに行った人は多くが結局負けるわけだが、お金がなくなるという下限の撤退ラインは明確に存在するが、勝ったときの上限の撤退ラインを明確に設定しないからである。勝っていても回数を重ねれば最終的には105/216*2で期待値は0.972、増え続けることは絶対にないのである。

その日のカジノを選び(金曜日だからか大小の最小掛け金は100元になってました。)、もーり先生と別れ大小のテーブルを物色する。そこそこにぎわっている台の様子をみて途中から参加。1000元からスタートして小にかけたり、どちらにもかけなかったりを繰り返して少しづつ資金を増やす。この日に限っては大にかけて当たったことは1回もなかった。その間結構小が出続けたが、こつこつと小に張り続け他の人が大に掛け金を増やしていく中、僕が小に賭けるタイミングを見て乗ってくる人もいた。場には運がめぐってくる人というのがいる場合があって、その人にのるというのも選択肢である。注目されるプレーヤーになるのは楽しい。

しかし、持ち金が1600元になって掛け金を200元に増やしたところ、とたんに当たらなくなり手持ちは結局900元に。そうしているうちに盛り上がっていた台はぞろ目が出てみんなため息とともに散っていく。このあたりでその日の流れは終了、と判断して換金して終了しました。やはり1500元のところで最初の撤退ラインどおり撤退しておけばよかったと悔やまれます。先生もボチボチだったようで、最後端数の25元を盛り上がっている大小のぞろ目に賭けて終了しました。(ぞろ目の倍率は24倍です。大が出続けているなどで盛り上がっているときに出るものらしい。)

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ユースホステルもあまり遅くなってはいけないだろうということで、荷物を持って21時ごろマカオの最南端、コロネア島の南側海岸沿いにあるユースホステルに向かう。乗り合いバスに揺られること約30分、バスを降りたところは人気のない海岸沿いで、どうやら別荘地らしくいい季節の時にはそれなりににぎわっているだろうが、季節はほとんど冬ということで人気のないところです。時々何の用事があるのか車が海岸沿いの公園のようなところにやってきたりします。

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ユースホステルの場所がみつからない。公園に散歩に来た人などに聞いてどうやらこれだろうという建物。看板もなければ窓も雨戸が閉まっている。チャイムを鳴らしてみると、広東語で答えられる。英語は通じないらしい。片言の北京語で話すところによると、日本人かときいている。どうやら日本人2名がいくことは連絡されていたらしく、管理人のおっちゃんが、ドアを開けてくれた。

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近くには食堂も店もない、町に戻るには遠すぎるということで近くにあるわりと高級なリゾートホテルっぽいところのレストランへ。ギリシャ神話ホテルから都落ちして真っ暗なユースホステルで回りに店もないという、少々気分が沈んでいたわれわれであったが、素敵なレストランを発見してご満悦。海がみえる高台にあるテラスで、オフシーズンなので落ち着いていたがよい雰囲気のレストラン。

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どうやらここはヨーロッパ系の人が多いらしく、客も多国籍企業のパーティーなど。お店のお姉さんとそれらしい英語でコミュニケーションがとれます。ご満悦のもーり先生とともにワインを2本ほどあける。

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それぞれ魚と肉をメインにして、パンやサラダがついてくる。フォークとナイフで魚を食べるのは難しいが、結構おいしかった。この旅でもっとも記憶に残る一食となった。しかし、オリーブを食べるとヨーロッパあたりに来た感じがする。マカオは中国とヨーロッパが混在しているのだ。

こうして、マカオ2日目はご機嫌のうちに終了した。

投稿者 tisobe : 2006年12月28日 02:31

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