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2005年07月12日

gowest報告(イラン・エスファハーン)

去年の夏に行ったイランの報告です。(いまイランにいるのかと間違われますので念のため。。)

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エスファハーンは古都で、日本でいうと京都のような町でしょうか。大きなモスク・メドレセなどがあります。

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エスファハーンは世界の半分といわれています。広場があるのですが、世界三大広場なのだそうです。(あとの2つは北京の天安門広場・モスクワの赤の広場らしいです。)

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イランの女性はチャドルをかぶっていますので慎み深く話し掛けられるようなことはないと思っていましたが、そんなことはありません。女子校の修学旅行のような団体に囲まれています。いろいろと英語で話し掛けられました。話している内容も日本人とあまり変わりません。

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後になりますが、このような色彩の絵はトルコでよく見かけました。この絵もたしかペルシャの王とオスマン・トルコの王の会談の様子だったと思います。このあたりからそろそろヨーロッパの圏内に入ってきた感じがします。

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エスファハーンにはデザインを凝らした橋がいくつかあります。この橋のように2階ないし3階建て構造で市民の憩いの場になっています。最下層の橋げたの中にはチャイハナ(茶店)があったりします。

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これがチャイハナの中。イランのお茶(紅茶)は砂糖を多めにいれて甘くするのが普通らしい。先に口の中に角砂糖のようなものを入れてから紅茶を飲むということもある。

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市内の観光を切り上げ、イベントが始まる時間だからと案内された郊外のモスク。音楽が鳴り何かのショーが始まると思ったら一人のおっさんがミナレット(塔)に登り体を前後に振って塔をゆすり始める。そうするともうひとつの塔が共振によってゆれるとのこと。

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以前は観光客がゆすることもできたらしいが崩壊の危険性が高まったため見るだけになったらしい。国内からの観光客が多くけっこうな名所のようだ。

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ゾロアスター教(拝火教)の寺院。絶やさない火が安置されています。

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この日も夕方になると橋に街の人たちが集まります。一般的に仕事は日が高いうちに終わるそうです。またある人に聞いた話では1つの会社が1日の中でで午前中働く人と午後働く人とわかれているという話も。

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例の広場には周りに店があります。2階は食堂だったりします。

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広場の北側からはかなり大きいバザールが広がっています。みなさん絨毯に興味があるようです。

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これも大きなモスクです。礼拝の時間だったため参観することはできませんでした。

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イランでよく食べたおいしい料理「チェロモルグ」。長粒種の米をバターなどでいためたようなご飯、黄色いのはおこげだと聞いています、赤いのはなんでしたっけ?ご飯の中または横にチキンがついています。チキンを食べるとこぼれた鶏肉がだんだんとご飯とまざっていくのがなかなかよいです。

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こちらはカザフスタン以来食べつづけているケバブです。中央アジアではシャシリークとよんでいたような気がします。

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水タバコを出すチャイハナにて。手前のイラン人が飲んでいる白い飲み物はアイランというものでイランでは国民的飲料。自分は結局飲みませんでしたが、ヨーグルトに塩を加えて薄めてあってかつ炭酸。飲む前に沈殿物を混ぜるために振るというかなり変わった飲み物らしいです。イラン人と食事に行くと、えッ?アイランじゃないの?というような反応をされます。

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絨毯の店で熱心に営業されます。紅茶が出されたりして1時間ぐらいたくさんの絨毯を見せてもらいました。

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結局2名が1万円くらいする高価な絨毯を購入しました。

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こうしてイランでの最後の夜はふけていきます。

~ 次回は、イラン~イスタンブール3泊4日の車窓からをお送りします。 ~

投稿者 tisobe : 2005年07月12日 00:28

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