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2006年06月04日

ドイチュランド3

ライン川に沿って北上すること数時間,ドイツ・ケルンに滞在中です。帰りはアムステルダムからなのです。

ドイツミュージアムの続きです。このドイツミュージアムは,博物館という名前ですがtechnicalなもの専用です。理系人間2人組ですが,ここでほぼ丸一日費やすことになりました。ほとんどの展示物はドイツ語の解説のみで,その動作から展示物が何を説明するものなのかをいちいち話し合いながらの参観になりました。

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三相の回転磁界の説明です。120度ごとに配置された巻線に磁石で起電力を発生させ,同じく120度ごとに配置した巻線に銅の回転体が設置されています。各相の電流が120度づつずれたタイミングで正負に振動するのがメーターで確認でき,回転体が回転します。

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旅客機の輪切りです。客室の下にはこんな感じでコンテナが入っているわけです。航空用コンテナの下が変わった形になっているのはこのためだということが納得ですね。

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ハイバイパス比のジェットエンジンの説明です。最近の飛行機はジェットによる推進というより,ジェットエンジンで回転力を作り,プロペラで進んでいるようなものみたいです。

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みなさんおなじみのアルキメデスの王冠です。

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みんなの大好きな流体です。(特に4類・3類な人たち。)このほかにも,オリフィス流量計とかピトー管とかの説明もあります。(もちろんドイツ語ですから読めませんが。)

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高校物理でおなじみの縦波と横波,進行波と定在波が一目でわかるモデル。

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共振の説明。つまみを回すとバリコンのようなものが動いて電球の明るさが変わります。

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これもあまりにも有名。蒸気機関の制御をするガバナー(調速器)です。多くの人が最初に習う自動制御です。

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遅めの昼食。

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レジデンツ。

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アルテ・ピナコテーク(古い時代の絵画を集めた美術館)も行きました。

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市役所の人形が動く機械仕掛けの時計。定番スポットで観光客がたくさんいます。

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ミュンヘンからKolnに移動。途中接続待ちで列車が遅れ,自分の乗り継ぎが間に合いませんでしたが,ちゃんと代替ルートを教えてくれて途中で追いつくことができました。

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座席においてある,その便の時刻や乗り継ぎが記載されたパンフレット。ドイツ国鉄はすばらしい。コンパートメントの子供たちとその父とずっとUNOをやっていました。

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Koln Hbf.(中央駅)に降り立つと,突如大聖堂が現れます。Kolnは古代ローマ時代からの都市で,ものすごく大きいゴシック様式の大聖堂で有名です。

続きはまた後ほど。

明日の午後帰路につきます。
6月4日(日) KL861 AMS1520 NRT。

投稿者 tisobe : 2006年06月04日 05:54

コメント

いっちゃなんですが、ご飯あんまりおいしそうじゃないですね・・・。

投稿者 カトウ : 2006年06月04日 22:31