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2006年07月01日

新規路線開業

鉄道ファンのみなさま,こんばんは。いつか乗ってみたい新しい路線ができました。北京発ラサ行きです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000001-scn-cn

2002年に中国短期留学という大学の授業で北京からウルムチまで中国鉄道を横断したことがあります。みなさんが旅行に行きたくなるように,そのときの車窓の風景等を抜粋して再録します。写真が小さくてごめんなさい。

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車内の様子。中国の座席クラスは高級な順に寝台で軟臥,硬臥,座席で軟座,硬座となっていて,これは硬臥です。3段ベット。住めば都です。中国人は乗り込むとものすごい勢いで荷物を展開し,ひまわりのたねをはじめとする各種たべものやお茶の道具を広げます。そしてほぼ必ずおすそわけをしてくれたりしますから,乗ってて全く飽きません。ちなみに1人旅の場合は心配でしたら軟臥がよいと思います。

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入れ違い停車中にモノを売りに来る人々。ビールとか,弁当は車内販売のワゴンでも買うことができます。窓からビンなどを捨てたり,走行中でもラーメンの残り汁を捨てたりするのは普通なのだそうでしたが,最近は文明的な乗車が浸透してきているかもしれません。

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車窓。西安から敦煌。だんだん砂漠になっていく。列車旅行のいいところは,部屋にいるかのようにベットに横になったり食事をしたりしながら景色が次々と変わっていくところ。1日も乗っていると降りたくなくなります。

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西安から敦煌。結構な長大編成です。食堂車もあります。長距離列車というのは飛行機のような乗り物に近く,人が住んでいない地域を通り抜けていくので列車の外は別世界です。

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敦煌からウルムチの車両は新型車(白に青と赤のライン)。敦煌近くの柳園という駅での黄昏の風景です。駅で人も結構いるのですが,その割りに人工の明かりが少ないことにびっくりさせられます。

どうでしょう。出かけてみたくなりましたか。

投稿者 tisobe : 2006年07月01日 20:03

コメント

こんばんは。
パッカー友達から聞きました。
そのラサ駅、かなりあそこの割には最新鋭設備になっているらしいね。
といっても車窓から痰吐きは変わらないだろうけど(笑)。

投稿者 iwami33 : 2006年07月02日 13:10