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2007年01月04日

中港澳比較行(その10 帰国の途)

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日曜日の朝早くにマカオのユースホステルを出発する。天気がよい日はなかったが,松林に囲まれた海岸の別荘地です。しかしほとんど人がいない。

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ユースホステルはマカオの南のはずれ,中国との国境はマカオ半島の根元にあり,マカオの北のはずれにあります。この「關閘」というところはマカオではフェリーターミナルとともに重要な交通の拠点です。そこまで寄り道しながらバスで約1時間。

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かつては中国とポルトガル領との国境であった關閘,後ろにはパスポートコントロール・税関のある新しいビルです。鉄道駅または空港のような雰囲気です。これはマカオ側の建物で,50メートルくらいの屋根つき通路をはさんで反対側には中国側の建物があります。通行人数はかなりの人数です。(ほとんどが一攫千金を狙う中国人か。)ゲート数,並んでいる人数は混雑時の成田の出国審査くらい。

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こちらが中国側建物。こちらはこちらで駅のような構造です。中国辺防検査で「拱北」というスタンプがもらえます。ちなみに,香港行き列車のときは「北京鉄路」というスタンプがもらえました。あとは割とめずらしいものとしては,「天津」(海港),「阿拉山口」(カザフ国境鉄路)があります。

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中国の入国カードを書くときのボールペンを貸したことでいっしょに行動することになった中国系マレーシア人の案内で,難なく広州行きバスを見つける。彼は広東語も話せるようだ。この国境の町からは各地へバスが出ている。広州市街まで約2時間半くらいか。

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珠海から広州までは高速道路,水田や運河の広がる景色の中,北へ向かう。途中,SUZUKIのバイクに良く似た「SUKIDA」というブランドのバイクを発見。(残念ながら写真は撮れず。)

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広州は大きな町で高いビルがたくさんあるが,市街地が非常に広く分布している印象だった。しかし時間が無く,昼飯はバスターミナルの売店でパンなどを買い込み,すぐにタクシーで空港に向かう。途中大渋滞にはまる。

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広州白雲空港に到着。立派な空港です。ちなみに関係ありませんが北京・上海などのターミナルビル建設には日本のODAが入っているそうです。利用するたびにその前に成田をなんとかしてくださいと思うのは私だけでしょうか。また資金援助には当然なんらかの見返りが(以下ry
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/kunibetsu/china.html

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日本航空662便名古屋行き。ロビーにて機長と副操縦士が準備が整うまで待っていましたが,一言も会話をしていなかったのが印象的でした。旅客機の操縦というのはマニュアル化されていてどのような機長・副操縦士の組み合わせであっても完璧に役割をこなせるようにできているそうなので安心ですが。また,J社にのるといつもやや年配の男性のチーフパーサーが印象的です。番頭さんみたいな感じで若い女性客室乗務員のまとめ役といった感じです。

搭乗後プッシュバックしたところで,航空当局の指示により30分ほど待機,その後滑走路に入り離陸許可が出た後で,突然離陸許可取り消しになりました。(機長のアナウンスによる。) 5分くらい滑走路上で待機してやっと離陸しました。中国ではよくあることなのでしょうか,日本国籍の飛行機にはあまり乗りませんので,中国航空当局のいやがらせではないかと勘繰ってしまいます。

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雨の中部国際空港へ無事着陸。しかし紀伊半島上空では非常に揺れました。今回の目的のひとつ,「中部」のスタンプをもらうを達成しました。

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帰りはもちろん,地元遠州鉄道が運行する空港直行バス。車体の配色がすばらしい。緑と灰色は浜松の松と砂浜をイメージしているに違いない。

以上,ちょうど一週間の小旅行でした。短いがなかなか内容の充実した1週間でした。

投稿者 tisobe : 2007年01月04日 17:12

コメント

ども。遅ればせながら旅行記完結おつかれさんです。
磯さんの意味ありげな笑いが気になってはいたのですが、
まさかカジノでそんなことがあったとは。。。
マカオ名物?らしい鳥肉料理もあるそうなので、マカオはまた行きたいわぁ~。
また、機会があったら毛利さんにも会いたいです。
んでわでわ

投稿者 piston : 2007年01月11日 23:29

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