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2007年01月01日

中港澳比較行(その9 マカオ3回戦)

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ユースホステルの部屋。この大部屋ですが宿泊者は我々2名だけ。おきたらすでに13時すぎ。

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昼飯はポルトガル料理店。ここも,完全に西洋でポルトガルといえばユーラシア大陸の西の端がある国。もーり氏もいつかそこへたどり付くのだろう,という話をしながら。(12月末現在,まだ台湾にいるらしいので先は長いが。。)リゾットのようなものとチキンの料理。ポルトガルビール?つまみのオリーブがうまかった。

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タイパ島の旧市街。細かい路地がいっぱいあります。

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保存されているポルトガル人の家?。このあたりは教会や西洋風建物が立ち並んでいる。結婚式のグループがいくつか来たが,教会で結婚式をするわけでもなく,ただ写真をとるだけ。中国人は写真が大好きですからねぇ。

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日が暮れてきたところで今日もカジノへ出撃。その日は金沙娯楽場というカジノに行く。例によって写真撮影禁止なので文字のみの描写になりますことをお許しください。

入り口に来場者に1回無料のスロットマシーンがあって,銀賞があたる。賞品はなんということのないキーホルダーだが,さいさきのよいスタート。先生の話によるとラスベガスのカジノと同じような巨大カジノで,テーブルの数もすごいし,中にあるレストランやステージもすごい。今回も先日同様1000元チップを用意。撤退ラインを500元と1500元に心の中で決めておく。先生とわかれ,大小のテーブルを物色する。50元がMinimum betの台もけっこうあるようだ。いくつかの台で50元づつかけていき,一進一退。1時間ぐらい楽しんで950元でいったん先生と落ち合う。

ステージの前のバーでコーヒーを注文してしばし気分転換。こういうところの飲み物はとんでもなく高いと思ったが,20元くらいで,まあわりと良心的な値段設定。高くしなくてもカジノでお金を落としてくれればいいのでしょうが。先ほどの台に戻ると,ますます盛り上がっていて近づけない状態に。履歴を見ると大が10回近く出ている模様。プレーヤーの数もかなり多く,掛け金の払い戻しなど1回が時間がかかる状況になっていました。このように盛り上がりが最高潮に達したころに「ぞろ目」が出て,ディーラーの総取りになるというのが,よくありがちなパターンです。後半戦の運試しにということで,締め切り時間間際に人をかき分けてぞろ目に50元賭けてみました。

さいころの入っている筒のフタが取られた瞬間,心臓が口から飛び出そうなくらいビックリしました。結果は1・1・1のぞろ目。掛け金は24倍になります。大と小に賭けていたほとんどのプレーヤーが落胆のどよめき,しかしぞろ目には私を含め4人くらいが賭けていました。こういう大きなアタリが出た場合,ディーラーにチップを渡すのがカジノというものらしい。1200元の払い戻しの中から,50元をディーラーに残し,1150元を受け取る。その日のすべての運を使い果たしたという感と,撤退ラインを楽勝で超えたので撤収。賭け事は引き際が肝心。

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勝者の権利であるカジノメシ。といってもめちゃくちゃ高い値段ではないが,負けたら気分的に食べていくようなものでもない。パンもオリーブもおいしいし,メイン料理である牛のtongueもtailもやわらかくておいしかった。ワインをついでくれる人がいて,そのような場合は自分で注いではいけないらしい。私のオゴリであるが,ウェイターさんはもーり先生のほうが主賓であると思って給仕をしているようだった。私にはお金持ちの振る舞い(?)というのが似合わないらしい。

というわけで,3日間カジノに通い,最終的にちょっとだけ(数百元)儲かった計算になる。しかし先生曰く,その日儲かったかどうかが重要,とのこと。そういうことでこの日は大勝利ということで非常に満足した気分でユースホステルに戻った。

次回はマカオ~中部国際空港について報告します。

投稿者 tisobe : 2007年01月01日 02:21

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