2010年02月02日
アメリカ某所のエレベータ
アメリカの某ホテルで見たエレベータ。「Enter desired floor number. Then proceed to assigned elevator.」と書いてあります。乗り場で行き先階を入力するとカゴがアサインされて目的階に直行します。(混んでいるときは相乗りになったりはします。)したがってカゴ側には行き先階ボタンがないです。
(おそらく)情報工学的には,カゴがその階を通過する前から客の行き先階がわかっているのでそこに停まるか停まらないかを含めてより最適なオペレーションが可能です。ふつうは上か下かしか押せないので無条件で最初に通過するカゴが停まりますよね。
2009年08月01日
上海・蘇州・杭州の旅(交通機関編その1)
羽田空港から出発。国内線ターミナルから無料循環バスで1分くらいの場所にある国際線ターミナル。小さい地方空港のようなつくりの「東京国際空港」国際ターミナルです。現在,旧ターミナルがあったエリアに新しい国際線ターミナルを作っています。
上海駅の近距離券売機。決まった区間の切符発売はなんと機械化されています。上海から蘇州まで一等で31元(約450円)!
蘇州への乗車車両はCRH1型。「和諧号」または「動車組」と呼ばれていますが,ドイツや日本の車両をベースに「中国が独自に開発した」ことになっている鉄道車両です。ちなみに今回乗車したのはボンバルディア製の車両です。
後続はCRH2型。川崎重工製の車両で,要するに東北新幹線です。カラーリングが東海道新幹線風で新鮮ですが。中国もプラットホームはレール面と同じ高さが普通。新幹線用に高いプラットホームを増設したようです。したがって日本では見られないアングルで新幹線が観察できます。
東洋のベニスといわれている蘇州。船にも乗りました。
蘇州で見るべきものは庭。そしてこの季節は蓮の花がすごいことになっていました。
蘇州から杭州に行く船「呉越号」。コースとしては水郷地帯を京杭大運河を通っていくという魅力的なものでしょうが,乗り場に行ったら去年で運行が終わったといわれました。いまどき観光客以外が船で移動することはないのでしょう。一等船室で208元と書いてありました。
結局蘇州から嘉興へバスで移動することに。嘉興は日食中心線付近の街です。客引きをしていた火車駅からバスの待ち合わせ場所へオープンエアーな三輪タクシーで。
幹線道路での待ち合わせ場所。バス網はかなりきめ細かく,利用しやすい交通手段です。蘇州から嘉興まで100元。
そして嘉興ではバスターミナルなどではなく,やはり高速道路上の何もないところでおろされる。そこでなぜかたむろしている人々といろいろと交渉。烏鎮までチャーターすることに。
烏鎮まで小一時間。車は田舎道を通り抜けていきます。烏鎮というだけあって途中は水鳥を飼育している農家が多い。鳥インフルエンザがはやっていたら危険な地域間違い無しです。
2008年08月24日
本土最東端より彼の地を眺める
8月にはいってほぼ毎週どこかに行っている感じです。本土最東端の街,根室に行ってきました。考えてみると西のほうはイスタンブールまで行ったことがありますが,東はほとんど行ったことがありません。自分の陸路到達最東端はおそらく房総半島のどこかだと思います。(今回は残念ながら空路を利用。)
納沙布岬です。海の向こうには「わが国固有の領土である」北方領土が見えます。近くて遠い島々です。
ちなみに根室市内の多くの看板が日本語,英語,ロシア語併記なのですが,いたるところにある「帰れ北方領土」の看板にはロシア語表記がありません。最近のロシアの動きを見ていると,この程度の力では残念ながら「わが国固有の領土である」北方領土は到底取り戻すことはできないと考えてしまいますね。
そんな納沙布岬で簡単な昼食。「カニ」を頂きます。
そして夜になると晩秋の寒さ。まさか8月に暖炉にあたるとは思ってもいませんでした。
2008年06月28日
連続エレベータ
エレベータも国土交通省所管ですから。
ヨーロッパのある国の大学で体験した珍しいエレベータです。ドアを手で閉めたりかご側のドアがないのはよくあることですが,これはなんと常に動いていて(秒速0.5mくらい)飛び乗る方式です。動画でご紹介できなくて残念です。
上行きと下行きがあって常に動いていて,学生たちは簡単に乗り込んでいきます。一つのかごの定員は2名です。縦方向のスペースの活用という点では,かご1つのふつうのエレベータに比べると効率が良いわけです。
スーパーマリオブラザーズにでてくる,リフトみたいなものですので,当然一番上に行ってしまった場合と,一番下に行ってしまった場合が気になります。(逆方向のエレベータにつながっていてさかさまになったりはしないそうです。)
EUの安全基準により徐々に姿を消していくことになりそうです。
2008年06月09日
某高学校祭,潜入!
母校の周辺に住んでいる33氏よりの通報を受けて,早速見回りに行ってきました。約10年ぶりだと思います。
5階の教室からの眺め。1年生のときの風景ですね。(自分はこの1つ東側の教室でしたが。)
ホームルーム展はやはり3年生の教室が人気です。(ちなみに近年は各展示で,塩ビパイプのようなものとクランプ金具のようなものを構造材として使用しているようです。木材同様一括仕入れしているのかもしれません。)
生徒会室前。
こちらは1年生のときの風景です。ブログ用写真を撮影する33氏。
ツワモノドモガユメノアト。部室小屋みたいなものはなくなっていました。かわりに新合宿所のようなものが。
裏手にある,某米穀店で一服。
このあと33氏の自宅を訪問して帰宅しました。
2007年09月24日
デンマークからノルウェーへ
海の上にも風車はあります。日本に比べて漁業権とかが問題にならないんでしょうね。
この後よく食べることになる「オープンサンドイッチ」。何の変哲もないパンの上に海老とマヨネーズ。サーモンの場合もあります。こんなものが1000円以上します。
船は北上してスカンジナビア半島の南側のへこんでいるところに入っていきます。目指すオスロはこの湾の奥のさらにフィヨルドの最奥にあります。
船はかなり広く,複数のダンスホールなどがあります。今回の航海は昼間でしたが,生演奏やっていました。こちらの人は年配の方もみなさんふつうにダンスができるようです。サクラではないかと思われるほど決まっているカップルも。レストランもたくさんありお勧めです。
ちなみに,免税店というのが乗客の関心事のかなりのウェイトを占めているようでした。税金が高いからでしょうか。夜行の場合は若者がわざわざ船に乗って酒盛りをするそうです。しかし免税店というのはどうして免税になるのかいまいち理由がわかりません。税法上はどこの国にも属さないというのはわかりますが,結局買ったものは船内・機内で消費してしまうわけではないし。どういう人がこの特別なエリアで商売できるんでしょうね。役所の権益かなにかでしょうか。
オスロの町は一国の首都とは思えないほど静かで,高層ビル的なものはありません。
2007年08月24日
大阪方面輸送機関見聞録
所用で大阪に行ってきました。3日間。
のぞみ99号に名古屋より乗車。この7月から営業運転が始まったN700系車両です。こののぞみ99号は6時に品川を発車する下り1番列車です。この次がのぞみ1号で,これがおそらく東京発の1番列車でしょう。東京発ではないので99号とは,なかなか気の利いた列車番号です。(東京~博多ののぞみ号は1から52号までで,奇数が下り。)
さて,3日目に用事が済んで余った少しの時間で向かった先の,とある町の中の光景。空に向けて光を発する鉄塔が一列に並んでいます。
これをたどっていくとこんな場所に出ます。大阪国際空港滑走路32L。ここは「千里川土手」という航空ファンの間ではとても有名な飛行機鑑賞ポイントです。場所はこのあたり。
こんな警告表示も。もしかすると国内で飛んでいる飛行機に最も接近できるポイントかもしれません。
ファンの音がだんだん大きくなって,真正面に向かって飛んできます。高度を下げながら。
この距離で飛んでいる旅客機の真下から狙えます。条件によっては航空機の通過後に突風が吹いて砂などが舞い上がります。航空機の発する轟音もあって若干身の危険を感じます。
側面から見るとこんな距離感。下から見るとかなり近く感じますが,それでも50メートルぐらいはあるんでしょうかね。
新大阪で時間が余ったので新幹線を物色。新大阪は東海道新幹線では見られない各種の新幹線に出会える場所です。山陽新幹線にしか走っていないひかりレールスター。山陽新幹線でひっそりと余生を送っているであろう0系と100系には出会えませんでした。
500系のぞみ。これは近い将来東海道への乗り入れがなくなるそうですね。座席数配置が違う・1号車と16号車の端にドアがない,などの問題があるからでしょう。
帰りは東京行き最終の,のぞみ52号。これもN700系電車です。東京まで2時間25分。
車内の表示などの字が大きく,明るいデザインになったような気がします。15号車はもともと喫煙車だったこともあり,デッキにはガラス張りの喫煙ルームがありました。(客席は全席禁煙です。)写真を撮ろうと見に行きましたが,かなり混雑していて,写真は取れませんでした。